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 The Workshop on Oral Health Care of the Inpatient


 病院歯科介護研究会 第21回総会・学術講演会
  【重要なお知らせ】台風接近に伴う対応について
                                   2018年10月5日(午前9時現在)

参加者の皆様へ

                
台風25号接近に伴う対応について

 台風の接近に伴い悪天候,交通機関の乱れが予想されております。
 岡山ケア2018の開催について,以下のように決定しましたのでお知らせいたします。

                           記
  • 天候に関わらず大会は開催します。
  • 演者の足が確保出来ない等で登壇者が欠けた場合は,大会長がプログラムを変更して補います。
  • 大会懇親会は中止します。なお,懇親会費は返金いたします。
ダイヤの乱れ等予想されますので,安全確保の上,お時間の余裕を持ってご移動いただければと思います。
                                      
                                              以上

                                岡山ケア2018 大会事務局
                                TEL 0867-56-3056
                                E-mail. hisanobu@mx9.tiki.ne.jp


 開 催 概 要
主 催  病院歯科介護研究会   http://www.woci.jp
NPO法人対人援助・スピリチュアルケア研究会   http://www.sp-c.org
共 催  日本老年歯科医学会 岡山支部・香川支部
 会議名称 岡山ケア2018 合同大会
 病院歯科介護研究会第21回 総会・学術講演会
 NPO法人対人援助・スピリチュアルケア研究会第12回学術研究大会
 開催期間 2018年10月6日(土) 9:00 ~ 16:30
 開催地 岡山コンベンションセンター 2階レセプションホール
〒700-0024 岡山市北区駅元町14番1号
Tel. 086-214-1000  Fax. 086-214-3600
 テーマ 地域包括ケアと対人援助論  ~地域で生きることは孤独か?~
 大会長 目黒 道生(鳥取市立病院)
村田 久行(NPO法人対人援助スピリチュアルケア研究会)
 実行委員長 松永 一幸(大田記念病院)
 事務局長 金盛 久展(新庄村国民健康保険歯科診療所)
事前参加
登録期間
2018年7月20日(金)〜 9月7日(金) 9月14日まで延長しました。
参加登録方法 こちらから事前参加申込書をダウンロードしてFAXにてお申し込みください。振込先および振込額をE-mailでお知らせします。
参加費
事前参加登録 当日参加登録
いずれかの研究会会員 3,000円 5,000円
会員外医師・歯科医師 6,000円 7,000円
その他の職種 5,000円 6,000円
※ 学生(大学院を除く)は無料です。ただし,事前参加登録が必要です。
※ 病院歯科介護研究会・NPO法人対人援助スピリチュアルケア研究会の会員参加費の適応は9月7日時点で会員会費完納者に限ります。当日参加登録の参加費は,会場にてお支払いとなります。
定 員 250名(先着順)
認定単位 一般社団法人 日本老年歯科医学会認定医・専門医研修単位

以下,申請中
公益社団法人 日本歯科衛生士会専門研修・認定更新生涯研修
一般社団法人 日本ケアマネジメント学会 認定ケアマネジャー資格更新単位
参加登録に関するお問合せ/大会事務  岡山ケア2018 大会事務局(新庄村国保歯科診療所)
TEL 0867-56-3056 FAX.0867-56-3434 
E-mail. hisanobu@mx9.tiki.ne.jp
プログラム 受付開始                8:30
総会
                 8:40~8:55
開会
(大会長挨拶)          9:00~9:05

基調講演
              9:10~10:05
「地域包括ケアシステムにおける多職種連携のあり方 ─対人援助職の技術評価のあり方─」
座長: 小林 芳友(江原積善会積善病院 歯科診療部長)
演者: 筒井 孝子(兵庫県立大学大学院経営研究科 教授)

教育講演             10:10~11:05
「地域包括ケア ─システム論から対人援助ネットワークへ」
座長: 澤田 弘一(鏡野町国民健康保険上齋原歯科診療所)
演者: 村田 久行(京都ノートルダム女子大学名誉教授/NPO法人対人援助・スピリチュアルケア研究会 理事長)

対談                11:15~11:40

ランチョンセミナー       11:50~12:45
「在宅療養における食支援と歯科の関わり方 ─エンドオブライフケアにおける「食べる力」とは─」
座長: 濱田 昇(岡山市立市民病院呼吸器内科)
演者: 長谷 剛志(公立能登総合病院歯科口腔外科 部長)

※ランチョンセミナーの時間に会場内で昼食可能です。各自,食事の持ち込みは可能です。必要な方は弁当(700円お茶付き)の注文ができます。

シンポジウム         12:50~16:20
「地域包括ケアを語る─対人援助論は地域における孤独を和らげるか?」
座長: 的場 康徳(鹿児島大学大学院消化器・乳腺甲状腺外科学)
座長: 澤田 聡子(江原積善会 積善病院歯科 歯科医師)
●孤独へのケアの意味の考察
─「あてがわれるサービスはいらない」と言った2事例から─
長久 栄子(真生会富山病院緩和ケア内科 緩和ケア認定看護師)

●社会的孤立に潜在する孤独と対人援助
坂井 明弘(地域密着型複合ケアホームよかよかん認知症介護施設経営者 社会福祉士 ケアマネジャー)

●急性期総合病院の医療従事者は,入院患者の”孤独”にどのように関わればいいか?
─「何のために食べるのですか?」と患者に問われた事例より─
懸樋 英一(鳥取市立病院総合診療科地域医療総合支援センター生活支援室 医師)

●介護老人福祉施設入所者の”孤独”に対する歯科衛生士としての援助的コミュニケーションによるアプローチ 
─”援助者の援助”も視野に入れて─
岩佐 亜生(江原積善会 積善病院歯科 歯科衛生士)

閉会の挨拶             16:20~16:30
懇親会  2018年10月6日(土)     17:30 ~ 19:30
ANAクラウンプラザホテル岡山 スカイバンケット「宙」
懇親会費 6,000円
後 援 日本精神科看護協会,日本慢性期医療協会,日本病院歯科口腔外科協議会,日本通所ケア研究会,岡山県,岡山市,岡山プライマリ・ケア学会,岡山県医師会,岡山県歯科医師会,岡山県歯科衛生士会,鳥取県東部歯科医師会,岡山市歯科医師会,倉敷歯科医師会,勝英歯科医師会,津山歯科医師会,真庭歯科医師会,岡山県歯科技工士会,岡山県薬剤師会,岡山県理学療法士会,岡山県栄養士会,岡山県言語聴覚士会,岡山県介護福祉士会,岡山県社会福祉士会,岡山県病院協会,岡山県看護協会,岡山県介護支援専門員協会,岡山県医療ソーシャルワーカー協会,岡山県老人保健施設協会,岡山県社会福祉協議会,岡山県地域包括・在宅介護支援センター協議会,岡山県老人福祉施設協議会,岡山県訪問看護ステーション連絡協議会,岡山県ホームヘルパー連絡協議会,鳥取県東部地域支援口腔ケア・食支援研究会,倉敷NST研究会,山陽新聞社,毎日新聞岡山支局,OHK岡山放送,RSK山陽放送,KSB瀬戸内海放送
 フライヤー  こちらからダウンロードしてください。

開 催 趣 意
   ご挨拶
                       病院歯科介護研究会 第21回総会・学術講演会
                       目黒道生(鳥取市立病院)

 地域包括ケアシステムは医療と介護の改革の一端として我が国で進められています。2000年に介護保険法が施行され「ケアの社会化」が推し進められ,さらに「ケアの地域化」として地域包括ケアシステムが構築されています。これらの必要性は1973年頃から想定され始めました。特殊出生率2.0未満という数値から,成長時代から新たな変曲点が推定され抜本的な対策が必要とされたため,当時は「“老いる”ショック」と呼ばれたそうです。

 2008年の制度改定によって自助と互助の脆弱化に対して共助が進められました。一人ひとりの高齢者や住民のニーズすべてを共助と公助によって漏れなくカバーするのが困難となっていました。自分でできることは自分でする「自助」,お互いに助け合える部分は助け合う「互助」を活用することとされています。すなわち「公」の関与によって自助,互助,共助,公助を組み合わせ高齢者や住民の在宅生活を支えていくことが目指されました。

 高齢者や住民各々の日常生活状況は,疾病の有無,本人の意向,同居家族の状況,経済状況等が様々です。地域ごとでも住民のニーズや課題,そして社会資源が異なります。そのため地域包括ケアシステムでは,これまでの全国一律のサービス提供体制の視点だけでなく,地域によってきめ細かなケアやサービスを必要に応じて提供する体制の整備を目指すことが前提となっています。地域完結型医療・介護に向け,「どのような」状態の高齢者(や支援を求める・必要のある住民)を「いつ」「どのような」ケアへ繋げたら良いのかが私たちの役割となっています。

 病院歯科介護研究会では,2012年の医療と介護保険の同時改定以降,2018年の同時改定に向けて地域包括ケアを主要な課題と捉えて毎年のテーマを提案しました。2013年の学術講演会では『口腔ケアはスピリチュアルケア』としてこころの苦しみに焦点を当てました。その理解が「Advance Care Planning」の実践に繋がることを2014年大会で会田薫子先生をお招きし議論しました。2015年以降は「地域包括ケア」を大会テーマとし,その基本的な考え方である「統合ケア:integrated care」を筒井孝子先生にご教授頂きました。2016年大会で各地域の「統合ケア」の実践例を学びました。昨年度大会では,広島県御調町で始まった地域包括ケア(community based care)の原点である「アウトリーチ」が歯科関係者を含めた医療者が実践すべき課題と提案されました。これらの大会を通じて議論され認識されたことがあります。歯科関係者には,セルフマネジメント教育の専門家であることと同時に,こころのケア(対人援助やスピリチュアルケア)を行う素地がある,ということです。

 この4月に医療保険と介護保険が同時に改定されました。地域医療構想の制度改革の一方で地域包括ケアを担うにあたって,様々なケアを必要とする住民に共通している状況を「孤独」として捉えました。そのような方や,その方の周りで暮らしている方々に必要な支援や援助には対人援助論が本質にあります。そこで「対人援助論」と「統合ケア」を主幹とすることが,地域包括ケアの課題解決に向けた緒になると考えました。本大会が,これからの新たな地域文化つくりを担うにあたり,皆様の学ぶ場になることを切に願います。

 
  大会の趣意

                      ‘岡山ケア2018’合同大会 大会長 村田久行
                       (NPO法人対人援助・スピリチュアルケア研究会)

 敗戦で焦土と化した日本社会の復興システムは右肩上がりのプラス志向が基本であった。人・物・資金を現場につぎ込み、さまざまなニーズに応えるサービスを拡大し充実することで課題を解決し、人々の欲求を満たして繁栄へと突き進んできた。それを可能にしてきたのは団塊の世代に代表される膨大な数の若年・壮年の勤労者とそれを支える家族の活力、意欲であった。しかし少子高齢化が急速に進む現在の日本では、団塊の世代も高齢者となり、新しく生まれる子供の数も減少し続ける。生産年齢人口、やがては人口の絶対数が減少していく日本の将来に現出しているのは高齢化に伴う老い、病、死から必然的に生み出される人間の生の苦しみである。それにはニーズに応えるプラス志向のサービスシステムはもはや通用しない。

 地域包括ケアを‘システム’と捉えた場合、それは国や行政、サービス提供者が地域に分散している医療・福祉サービスの資源を統合して地域住民の健康上のニーズに応える地域ケアサービスのシステムを構築するという発想にもとづいている。それは人口が先細りの日本の将来に対して、地域の固有性を活かし、地域を包括する医療・福祉システムを構築することで超高齢社会の到来に備える試みでもある。しかしもし、そのシステムを構築する前提が疾病の予防と症状の緩和、高齢者と家族のニーズに応えるサービスの充実、問題解決、連携、効率、安全管理、経営評価といった従来の諸概念のみであれば、これらで高齢に伴う老い、病、死から必然的に生み出される人間の苦しみを和らげることはむつかしいであろう。そこには「ニーズに応えるサービス」に加えて対人援助論が必要である。援助とは、苦しみを和らげ、軽くし、なくすることである 。この対人援助論が高齢に伴う老い、病、死から生み出される人間の苦しみの緩和に有効である。ニーズに応えるサービス、問題解決を志向するシステムでは、もう治療不能で死に臨むがん患者の絶望、何も想い出せないと混乱する認知症の人の孤独、身心が衰え、私は何の役にも立たない、  早くお迎えが来ないかと訴える高齢者の苦しみに対応できない。その満たされないニーズは不満や怒りとなり、システムはついにはクレーム管理と抑圧に傾いていく。なぜなら、苦しみは個人の体験であって、個々の要素の集合を全体として捉える‘システム’では、個人の苦しみはその網の目から抜け落ちるからである。典型的にはそれは‘孤独’という苦しみである。‘孤独’はわかってもらえない体験で‘孤立’とは異なる。‘孤立’は社会的に切り離された状態のことで社会システムの工夫で解消されうるが、‘孤独’は人と一緒に居ても相手にわかってもらえないときに体験する苦しみなのである。あるいは、生きることの無意味、無価値、空虚という苦しみ(スピリチュアルペイン)も体験である。これらの苦しみが「ニーズに応える、サービスの提供、問題解決」のみの志向で構築されたシステムで和らげられるだろうか。むしろニーズに潜在する苦しみを和らげ、軽くし、なくする援助が先決ではないか。それゆえ、この大会が対人援助論にもとづく新たな地域包括ケアを創出する起点となり、その先に援助的社会への展望が拓かれる地平となることを願っています。

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