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 The Workshop on Oral Health Care of the Inpatient


 病院歯科介護研究会 第22回総会・学術講演会

台風接近に伴う第22回総会・学術講演会の開催について(2019/10/11)

台風19号接近の状況下ですが,本会主催 第22回総会・学術講演会について以下のように決定いたしました。
  • 天候に関わらず大会は開催いたします。
  • 演者の足が確保できない等で登壇者が欠けた場合は,大会長がプログラムを変更して補います。
ご来場の際は,お足元にお気をつけてお越しください。


 開 催 概 要
主 催  病院歯科介護研究会   http://www.woci.jp
 会議名称 病院歯科介護研究会第22回 総会・学術講演会
 開催期間 2019年10月13日(日) 9:30 ~ 16:00
 開催地 岡山国際交流センター8Fイベントホール
 テーマ 医療的ケア児への小児在宅医療における歯科の役割とは
 大会長 江草 正彦(岡山大学病院スペシャルニーズ歯科センター))
 実行委員長 山本 昌直(岡山大学病院スペシャルニーズ歯科センター)
 事務局長 金盛 久展(新庄村国民健康保険歯科診療所)
事前参加
登録期間
2019年9月20日(金)
参加登録方法 こちらから事前参加申込書をダウンロードしてFAXにてお申し込みください。振込先および振込額をE-mailでお知らせします。
参加費
事前参加登録 当日参加登録
病院歯科介護研究会 会員 3,000円 5,000円
会員外 医師・歯科医師 6,000円 7,000円
その他 5,000円 6,000円
※ 学生(大学院を除く)は無料です。ただし,事前参加登録が必要です。
※ 当日参加登録の参加費は,会場にてお支払いとなります。
定 員 192名(先着順)
認定単位 認定単位:一般社団法人 日本障害者歯科学会 指導医の企画による認定医研修会
認定単位研修申請中:公益社団法人 日本歯科衛生士会専門研修・認定更新生涯研修
参加登録に関するお問合せ/大会事務局  新庄村国民健康保険歯科診療所 金盛 久展
TEL 0867-56-3056 FAX.0867-56-3434 
E-mail. hisanobu@mx9.tiki.ne.jp
プログラム 総 会               9:30

開会挨拶  
           9:55

基調講演            10:00~11:10
「岡山における小児在宅医療の実際と医科歯科連携」
座長:
演者:中村 幸伸(つばさクリニック/理事長)

教育講演            11:20~12:30
「在宅療養児への歯科からの支援」

座長:
演者:田村 文誉(日本歯科大学・教授/口腔リハビリテーション多摩クリニック)

ランチョンセミナー      12:40~13:35
「医療的ケア児の栄養学的課題と対策を考える ~本人らしさを目指して~」
座長:
演者:森光 大(医療法人青木内科小児科医院 あいの里クリニック/次長)
協賛:ティーアンドケー株式会社

シンポジウム        13:45~16:00
「医療的ケア児における歯科の役割」
座長:
演者:
● 「医療的ケア児を地域の中で支える」
   猪原 健(猪原歯科・リハビリテーション科/NPO法人えがおのまちづくりステッキ代表理事)
● 「医療的ケア児の摂食嚥下リハビリテーション」
   前川 享子(プライムホスピタル玉島/猪原歯科・リハビリテーション科/岡山大学病院スペシャルニーズ歯科センター)
● 「医療的ケア児における訪問歯科診療の課題と実践」
   和田 智仁(医療法人純康会 徳地歯科医院/副院長,京滋摂食嚥下を考える会/代表世話人,NPO法人 Life is Beautiful!/副理事長)

閉 会             
懇親会 
後 援 日本精神科看護協会,日本慢性期医療協会,日本病院歯科口腔外科協議会,岡山県,岡山市,岡山プライマリ・ケア学会,岡山県病院協会,岡山県医師会,岡山県看護協会,岡山県歯科医師会,岡山県歯科衛生士会,鳥取県東部歯科医師会,岡山市歯科医師会,倉敷歯科医師会,勝英歯科医師会,津山歯科医師会,真庭歯科医師会,岡山県薬剤師会,岡山県理学療法士会,岡山県作業療法士会,岡山県栄養士会,岡山県言語聴覚士会,岡山県介護福祉士会,岡山県社会福祉士会,岡山県介護支援専門員協会,岡山県老人保健施設協会,岡山県社会福祉協議会,岡山県通所リハビリテーション協議会,岡山県地域包括・在宅介護支援センター協議会,岡山県老人福祉施設協議会,岡山県訪問看護ステーション連絡協議会,岡山県ホームヘルパー連絡協議会,鳥取・地域支援口腔ケア食支援研究会,倉敷NST研究会,山陽新聞社,毎日新聞岡山支局,OHK岡山放送,RSK山陽放送,KSB瀬戸内海放送
 フライヤー  こちらからダウンロードしてください。

開 催 趣 意
      医療的ケア児への小児在宅医療における歯科の役割とは

                       病院歯科介護研究会 第22回総会・学術講演会
                       大会長 江草 正彦
                       岡山大学病院スペシャルニーズ歯科センター

病院歯科介護研究会では近年「地域包括ケア」を大会テーマとしておこなってきました。その対象者は主に要介護高齢者でしたが、今回は小児、特に「医療的ケア児」に焦点を当ててみました。現在、わが国は、少子高齢化という大きな壁に直面しています。それに伴い医療は2つの大きな課題を抱えています。1つ目は、成人医療の領域で、超高齢社会への突入によってもたらされる様々な課題です。2つ目は、医療の進歩による医療依存度の高い重症・病弱児の急増という課題です。この数十年小児医療は着実に進歩しその結果、救命できる子どもが増え、子どもの死亡者は急速に減少し、この30年で約1/4になっています。特に新生児医療が顕著で、医療技術の進歩により、新生児の死亡率は急速に減少しています。しかし救命できたものの様々な障害が残った子どもたちが増加してきていて、その中でも最も障害が重かったのが、自力で歩けない、話せない重症心身障害児です。ただ重症心身障害児施設に入所できる子どもは3割といわれています。

 医療技術はさらに進歩し、最も重い障害と思われた重症心身障害児よりさらに別の障害を持つ医療機器と医療ケアに依存して生活する子どもたちが現れてきました。そのような子どもたちは、重症心身障害児にさらに医療ケアが加わったということで、「超重症心身障害児」と呼ばれ、医学的管理下に置かなければ、呼吸をすることも栄養を摂ることも困難な状態にあります。そして、さらに医療技術が進歩すると、重症心身障害児とはいえず、歩けるし話せるが、人工呼吸器、気管切開、経管栄養が必要な子どもが出現してきました。小児在宅医療の対象となる子どもの特徴は、まず、医療依存度が高いことで、複数の医療デバイスを使用していることが多いです。

 現在、日常的に医療機器と医療ケアを必要とする子どもたちが、地域において急激に増加しています。その要因が3つあり、1つ目は、医療ケアを必要とする子どもたちのNICU(新生児集中治療室)から地域への移行です。2つ目の要因は、小児科病棟からの医療機器と医療ケアを必要とする子どもの地域移行です。新生児医療のみでなく、小児医療においても、救命技術は進歩し続けていて、以前は救命できなかった非常に複雑な先天性心疾患や、気管や食道の重度の先天異常、重度の消化管の先天異常などの子どもたちが救命し、長期生存できるようになりましたが、それらの子どもたちは医療機器と医療ケアがなければ生きていけません。3つ目の要因は、もともと自宅、地域で暮らす医療ケアを必要としなかった重症心身障害児の加齢に伴い、医療機器、医療ケアが必要になっていく問題です。
 
 地域包括ケアは高齢者を地域で支えるために考えられた仕組みです。しかし、小児も在宅支援を地域包括ケアという枠組みでとらえる必要があります。小児の場合の特徴は、高度医療機関と地域の医療サービスとの連携が必須であり医療、福祉、教育など多施設、多職種が関わることになります。われわれ歯科医療関係者もチームの一員として任務を果たす時が来ていると思われます。



バナースペース

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